
静物制作のつづきです。
前回の授業では、褐色系の色を使って、おおまかな明暗をとらえるところまで進めていただきました。

順調に進んでいます!(^^)b
今回は、前回の絵具の層の上に色をかさねていくのですが、見たままの色[固有色]をなるべく避ける色で着彩をしてもらいます。 油彩制作において、必ずしもそうしなくてはならない、ということではないのですが、油絵の具特有の積層による美しい色のひびきを体感してもらうために、その様に進めていただきました。
また今回、パレット上での絵具の混色にも挑戦していただきました。 初めて扱う油絵の具に、皆さん始めはすこし緊張気味のようでしたが、とにかく失敗をおそれず、画面に絵具をおいてみましょう!ということで思い切って作業を進めていただきました。


褐色系での薄塗りの工程のときと比べて色を選ぶのに迷う場面もありましたが、薄塗りの褐色層の上に2層目の絵具がのりました。お互いの画面を見ながら描いていた訳でもないのに、生徒さん二人が選んだ色が似ている、という偶然! (゚o゚)
こういうこともあるんですね。
次回は固有色含めて、使う色の自由度を広げて着彩をすすめて頂く予定です。 どのような作品になっていくのか楽しみです。
(つづく)
JEUGIAカルチャーセンター ホームページ