ブログ3回目の更新にして、遅ればせながら講師の自己紹介をさせていただきます。
私は飯美樹(いい みき)と申します。
珍しい名前ですが、両親は日本人で、私も日本人です。生まれも日本です。
福島県の三春という町に、飯さんという方が何人かいらっしゃるようですが、お会いした事はありません。
電話のオペレーターの仕事をしていたときに一回だけ飯さんという方からのお電話をうけたことがあります。
私は大学を卒業してから専門学校でCGを勉強し、玩具会社のデザインスタジオで勤務し、その後大学時代の仲間とフリーランスでアニメーション映像の制作の仕事をしていました。
その後、ものづくりの仕事におけるデッサンの必要性を痛感し、美術学校で基礎からデッサンを勉強しました。
そして現在は、デジタルではなくアナログで絵を描くことのほうに魅力を感じ、絵画制作を続けています。
新制作協会という絵画団体に作品を出品したり、画廊さん主催のグループ展に出品したり、1年半に一回くらいのペースで個展をしたりといった活動をしています。
私は29歳で初めて絵を基礎から勉強しました。美大は出ていません。
小さい頃から絵と慣れ親しみ、美大を出た作家の方々と比べたら確かに気後れしてしまうことも多いですが、大人になってから絵を学んだ者の強みは、理論的に体系立って絵を描くという事を学び、理解できているというところだと思っています。
(私が絵の基礎を体系的に習った先生方は芸大・美大を出られています。小さい頃から絵が得意で、美大を出た先生方がそれをできていないと言っている訳では決してありませんので、どうか誤解無き様にお願いします。)
例えば、母国語を話す事は、子どもの頃から何も考えずに上手に出来る事だと思うのですが、いざそれを人に教えるとなると、なかなか難しい事だと思います。でも、ある程度大人になってから外国語を勉強された方は、おそらくその言葉を他の人に体系立って教える事が出来るのではないかと思います。そこには感覚的にできるようになった事と、大人になってから理論的に勉強して身に付いた事、という差があると考えています。
同じ様な理屈で、絵を描くことについては、私自身まだ修行中の身ではありますし、母国語を操るほど自由自在というところまでには至っていませんが、感覚論ではなく、ある程度理論的に、体系立って分かりやすく教える事が出来るのではないかと思っています。
・・・前置きが長くなってしまいましたが、こちらの講座では
・モチーフを観察しその魅力を発見する
・デッサン力を高めて、描きたい絵を描けるようになる
・自分はどういう色が好きなのか、どういう絵が好きなのかを発見する
・いままでは気づかなかった、身の回りの色々なものの美しさを発見する
・日々の暮らしがちょっとキラキラと楽しくなる
ということを目標にしていきたいと考えています。
欲張りにもいろいろと挙げてしまいましたが・・絵をはじめることで皆さんの日々の生活がより楽しいものになっていったらいいなと思っています。
私自身、学びに来て下さる方々からも刺激をうけ、共に学び、成長していきたいと思っています。
宜しくお願い致します。
講師による参考作品
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*JEUGIAカルチャーセンターの講座の広報のためのブログのため、私が通った専門学校・美術学校の名前については割愛させていただきました。ご了承ください。
2016/04/23
2016/04/16
課題 ワイン瓶・りんご・レモン ②
JEUGIAカルチャーセンター・初心者のためのデッサン・油絵講座 授業風景をおとどけします。
静物制作のつづきです。
前回の授業では、褐色系の色を使って、おおまかな明暗をとらえるところまで進めていただきました。
順調に進んでいます!(^^)b
今回は、前回の絵具の層の上に色をかさねていくのですが、見たままの色[固有色]をなるべく避ける色で着彩をしてもらいます。 油彩制作において、必ずしもそうしなくてはならない、ということではないのですが、油絵の具特有の積層による美しい色のひびきを体感してもらうために、その様に進めていただきました。
また今回、パレット上での絵具の混色にも挑戦していただきました。 初めて扱う油絵の具に、皆さん始めはすこし緊張気味のようでしたが、とにかく失敗をおそれず、画面に絵具をおいてみましょう!ということで思い切って作業を進めていただきました。
褐色系での薄塗りの工程のときと比べて色を選ぶのに迷う場面もありましたが、薄塗りの褐色層の上に2層目の絵具がのりました。お互いの画面を見ながら描いていた訳でもないのに、生徒さん二人が選んだ色が似ている、という偶然! (゚o゚)
こういうこともあるんですね。
次回は固有色含めて、使う色の自由度を広げて着彩をすすめて頂く予定です。 どのような作品になっていくのか楽しみです。
(つづく)
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静物制作のつづきです。
前回の授業では、褐色系の色を使って、おおまかな明暗をとらえるところまで進めていただきました。
順調に進んでいます!(^^)b
今回は、前回の絵具の層の上に色をかさねていくのですが、見たままの色[固有色]をなるべく避ける色で着彩をしてもらいます。 油彩制作において、必ずしもそうしなくてはならない、ということではないのですが、油絵の具特有の積層による美しい色のひびきを体感してもらうために、その様に進めていただきました。
また今回、パレット上での絵具の混色にも挑戦していただきました。 初めて扱う油絵の具に、皆さん始めはすこし緊張気味のようでしたが、とにかく失敗をおそれず、画面に絵具をおいてみましょう!ということで思い切って作業を進めていただきました。
褐色系での薄塗りの工程のときと比べて色を選ぶのに迷う場面もありましたが、薄塗りの褐色層の上に2層目の絵具がのりました。お互いの画面を見ながら描いていた訳でもないのに、生徒さん二人が選んだ色が似ている、という偶然! (゚o゚)
こういうこともあるんですね。
次回は固有色含めて、使う色の自由度を広げて着彩をすすめて頂く予定です。 どのような作品になっていくのか楽しみです。
(つづく)
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2016/04/04
課題 ワイン瓶・りんご・レモン ①
JEUGIAカルチャーセンター・初心者のためのデッサン・油絵講座第一回目の授業が2月14日よりはじまりました。
最初の課題はワイン瓶とりんごとレモンの静物制作です。
この講座では、課題であるモチーフをデッサンし、それを下絵にした油絵を制作していきます。
一つの課題にかける時間は長めになりますが、じっくり課題にとりくむことでデッサンをしっかり勉強して頂くと同時に、何気ない生活の中では見過ごしがちな身近なモチーフそのものの美しさや制作中のふとした「気づき」や発見を大切にしたいと思っています。
今年1月10日に体験授業で参加者の皆さんにこのモチーフを描いてもらいましたが、引き続き制作をしてもらっています。
デッサンの制作風景をうっかり撮り忘れてしまいましたので・・oTL
いきなり油絵制作の風景をお届けします。
キャンバス上に転写した下絵を、まずは褐色系の絵具を使い、明暗をとらえながら描いていきます。
(つづく)
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最初の課題はワイン瓶とりんごとレモンの静物制作です。
この講座では、課題であるモチーフをデッサンし、それを下絵にした油絵を制作していきます。
一つの課題にかける時間は長めになりますが、じっくり課題にとりくむことでデッサンをしっかり勉強して頂くと同時に、何気ない生活の中では見過ごしがちな身近なモチーフそのものの美しさや制作中のふとした「気づき」や発見を大切にしたいと思っています。
今年1月10日に体験授業で参加者の皆さんにこのモチーフを描いてもらいましたが、引き続き制作をしてもらっています。
デッサンの制作風景をうっかり撮り忘れてしまいましたので・・oTL
いきなり油絵制作の風景をお届けします。
キャンバス上に転写した下絵を、まずは褐色系の絵具を使い、明暗をとらえながら描いていきます。
(つづく)
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